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栄養に配慮した農業・フードシステムとは

実践のためのオプション












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    Brochure, flyer, fact-sheet
    世界食料農業白書2015年報告
    社会保護と農業―農村貧困の悪循環を断つ
    2018
    貧困と飢餓の削減を掲げたミレニアム開発目標の取り組みでは、大きな 前進が見られたものの、世界では今なお10億人近くが極度の貧困(1日当 たり1.25ドル未満)の中で暮らし、7億9,500万人が慢性的な飢餓に苦し む。2030年までに貧困と飢餓の根絶を目指す新たな「持続可能な開発目 標」の実現には、更なる取り組みが必要だ。最貧層の多くは途上国の農村 部に暮らし、生計を農業に依存している。こうした人々は、貧困による栄 養失調が甚だしく、貧困が親から子へと世代を超えて引き継がれる負の 連鎖に陥っている。 多くの途上国は、こうした農村部の貧困の連鎖を断ち切るために、社会保 護と農業開発を組み合わせた新たな戦略を取り入れ、成果を上げている。 寡婦や孤児への給付金や、公共事業による貧困層への雇用保証といった 社会保護策は、こうした社会的・経済的弱者を深刻な困窮状態から救う ことができる。社会保護により、世帯は食料消費を増やし、食事を多様化 することができる。また、自分の土地での農業生産や新たな事業の立ち上 げのために、貯蓄や投資をすることもできる。農業開発プログラムは、 小規模家族農家が市場にアク セスしたり、リスクを管理するのを支援し、 雇用機会を創出することで、こうした家庭の自立を促し、レジリエンス (強靭性)を強化する。社会保護と農業振興を組み合わせ、一体的に取り 組むことで、農村部における貧困の連鎖を断ち切ることが可能となる。
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    Book (stand-alone)
    世界食料農業白書2013年報告
    栄養向上のための食料システム
    2014
    低栄養、微量栄養素欠乏、体重過多と肥満といったあらゆる形の栄養失調は、あらゆる所得水準の国々に容認できないほどの高い経済的・社会的コストを課す。栄養を改善し、こうしたコストを削減するためには、まず食料および農業から着手し、保健や教育への補完的介入を含めた、複数のセクターが関与するアプローチをとる必要がある。基本にあるのは食料を生産し収入を創出するという農業の従来の役割だが、食料システム全体―投入材、生産から、加工、保存、輸送、小売を経て消費に至るシステム―は、栄養失調の撲滅にさらに貢献しうるものである。農業政策や農業研究を実施することにより、引き続き主食の生産性が向上するよう支援しなければならないが、栄養素密度の高い食品やより持続可能な生産システムにもこれまで以上の注意を向ける必要がある。従来型のサプライチェーンと現代型のサプライチェーンは、多種多様な栄養価の高い食料の入手可能性を高め、栄養の浪費やロスを削減することが可能である。政府、国際機関、民間セクター、市民社会は、明確で正確な情報を提供し、多種多様な栄養のある食料を確保できるよう保証することにより、消費者がより健康的な食事を選択 し、浪費を減らし、より持続可能な資源の利用に貢献できるよう支援することができる。
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    Book (stand-alone)
    共同行動の実施に向けた栄養不良の原因の共有のためのガイドライン 2019
    栄養不良は、食料の消費、食料へのアクセス、保健衛生、教育、ジェンダー、社会における平等、現地の社会的・環境的背景等、相互に影響し合う要因が複雑に絡み合った形でもたらす結果であり、持続可能な方法で、栄養不良のすべての形態(発育阻害、消耗症、微量栄養素欠乏、過体重等)に対処していくためは、個人、家庭、コミュニティ、地域レベルにおいて何が根本的原因であるかを理解する必要がある。本ガイドランでは、「問題分析系図・解決策系図」を基に、直面している複雑な問題に対処するためのシンプルな参加型方法を提案する。

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