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Book (stand-alone)『世界の食料不安の現状 2008年報告』
食料価格の高騰が食料安全保障に与える脅威と機会
2009「世界の食料不安の現状 2008 年報告」は、Hafez Ghanem(FAO 事務局次長)の全体にわたる指揮と 経済・社会開発局の編纂担当チームの指導のもと に作成された。本書の技術的な調整は農業開発経 済部 (ESA) のKostas Stamoul i sとMark Smul dersが行っ た。2007 年の推定値を含めた栄養不足の基礎デー タは統計局(ESS)のスタッフが作成した。 「世界の栄養不足の現状」の章は、市場・貿易部 (EST)の Henri Josserand、Kisan Gunjalおよび Al i Gürkan、ESS の Ricardo Sibrian、ならびに ESA の Andrew Marx, Jeff Marzi l l i , Josef Schmi dhuberおよび Jakob Skoetらによって提供された技術的な寄稿を もとに、経済・社会開発局によって作成された。 食料価格の高騰が世帯レベルに及ぼす影響の分析 は、Al berto Zezza, Gustavo Anri quez, Panagi oti s Karfa ki sおよびDavi d Daweの参加を得て、Benj ami n Davi s が率いた FAO 農村所得創出活動チームによって行 われた。 「対応戦略と栄養の改善」の節は、Di ego Rose(テュレーン大学) 、栄養・消費者保護部の Bri an Thompson と Mari e Cl aude Dop、および ESA の Maarten Immi nk と Cri sti na Lopri ore より貴重な寄稿 をいただいた。 「サミット公約の実現に向けて」の章は、ESA の James Tefft, Panagiotis Karfakis, David Dawe および Al berto Zezza、および農村基盤・農産業部のAndrew Shepherdより有益な技術的データをいただいた。 データ分析には ESS の Ricardo Sibrian、Cinzia Cerri、Rafik Mahjoubi、Seevalingum Ramasawmy お よび Nathalie Troubat より重要な支援をいただい た。 Hartwi g de Haen, Peter Hazel l , Yasmeen Khwaj aおよ び Andrew MacMi l l anからは貴重な外部コメントおよ びデータをいただいた。Bruce Isaacson からは卓越 した編集サポートを受けた。 編集、校正、装丁および印刷・製本は知識・コミュ ニケーション局(KC)の電子出版事業支援部が担 当した。翻訳は KC の会議計画・文書サービスが担 当した。 全体の資金は、FAO の部局横断的プログラムであ る FIVIMS(食料不安脆弱性地図情報システム)に よって提供された。 -
Book (stand-alone)世界の食料不安の現状 2006年報告
世界の飢餓根絶のために-「世界食料サミット」10年後の実績評価
200710年前、世界の指導者たちは、飢餓に 終止符を打つ方策を検討するため、ロー マの「世界食料サミット(WFS)」に集 まった。指導者たちは、すべての国の飢 餓を根絶し、当面の目標として2015年ま でに栄養不足人口を半減するという現に 進められている努力を誓約した。 そのため指導者たちは、「世界食料サ ミット行動計画」を承認した。FAO の 世界食料安全保障に関する委員会は、 2006年10月、この行動計画の実施評価と 目標達成への前進の中間レビューに着 手した。「2006年世界の食料不安の現状」 は、基準期間としている1990-92年以後 の飢餓削減の前進と後退をレビューして いる。 報告の第一部「世界の栄養不足」は、 地球レベル、地域レベルおよび準地域レ ベルの飢餓の動向をレビューする。また、 2015年の栄養不足に関する FAO の最新 の予測を提示する。 第二部「諸地域における栄養不足」は、 主要開発途上地域および移行経済諸国のそ れぞれの食料安全保障事情をレビューする。 第三部「サミットの約束に向かって」 では、飢餓削減について過去の経験から 得た教訓を要約するとともに、WFS 目 標にかなう前進をいかに加速するかに ついての FAO の現在の考え方を提示す る。2つの表(P.32~ P.38)は、開発途 上および移行経済諸国の栄養不足水準に ついての詳細情報および食料安全保障に 関係のあるその他の指標を提供する。ま た、この報告には、世界における食料安 全事情と、飢餓削減の前進を描いた地図 (P.31)が含まれている。 -
Book (stand-alone)世界の食料不安の現状 2014年報告
食料安全保障と栄養の改善を促進する環境の強化
2015第69回国連総会の一般討論演説が開始される2014年9月23日現在、ミレニアム開発目標 (MDG)の達成目標日である2015年末までに残された日数は、464日となる。 飢餓と栄養失調の削減に向けての現状を見直してみると、飢餓の削減については世界全 体で進捗を続けているものの、食料不安は今もなお克服されるべき課題であることが確認できる。 最新の評価によると、栄養不足の蔓延率は1990-92年と比べて、2012-14年には世界全体で18.7%か ら11.3%に、開発途上地域では23.4%から13.5%に低下したことが示されている。栄養不足の人口を 半減させるというMDGのターゲット1c(MDG 1c)は、適切な取り組みを直ちに実施し、より一層 の努力を重ねれば、達成は実現可能な範囲にある。MDG 1cについては、世界レベルで実現可能な範 囲にあるだけでなく、既に多くの国が目標を達成している。開発途上国63ヵ国が既にこのターゲッ トを達成しているが、そのうち11ヵ国は1990-92年以降、栄養不足の蔓延率を5%未満に維持し、他 の6ヵ国も2015年までには5%未満に抑制できる勢いである。 また、63ヵ国のうち25ヵ国は、MDG 1cよりもさらに意欲的な、慢性的な栄養不足に悩まされる人口を半減させるという1996年の世界 食料サミット(WFS)のターゲットを、すでに達成している。 1990-92年以降、飢えた人々の数は2億人以上減少している。これは、我々が飢餓との闘いに打ち 勝つことができること、また世界各国の国別ニーズや各国特有の事情に対応した個別の行動を見出 し、必要に応じて国際社会の支援を仰ぎ、世界各国に飢餓対策を進めるよう後押しすべきであると いうことを如実に示している。飢餓削減はMDGの他のターゲットの達成に向かう第一歩なのである。
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