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Book (stand-alone)世界食料農業白書 2010-11年報告 2011この「世界食料農業白書2010-2011年報告」 は“農業における女性:開発に向けたジェン ダーギャップの解消”を主題としている。農 業部門は多くの開発途上国で伸び悩んでお り、その主な原因の1つは、女性たちが自ら の生産性を高めるために必要な資源と機会を 平等に手に入れることができないでいること にある。本報告は、ミレニアム開発目標のジェ ンダー平等(MDG 3)と貧困・食料安全保 障(MDG 1)は互いに補強し合うものであ ることをはっきりと確認している。われわれ はジェンダー平等を促進し、農業に携わる女 性たちが飢餓と極度の貧困に立ち向かう闘い に持続的に勝利するための能力を与えなけれ ばならない。私は、MDG 3を達成すること がMDG 1を達成する助けになりうると固く 信じている。
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Book (stand-alone)世界食料農業白書2013年報告
栄養向上のための食料システム
2014低栄養、微量栄養素欠乏、体重過多と肥満といったあらゆる形の栄養失調は、あらゆる所得水準の国々に容認できないほどの高い経済的・社会的コストを課す。栄養を改善し、こうしたコストを削減するためには、まず食料および農業から着手し、保健や教育への補完的介入を含めた、複数のセクターが関与するアプローチをとる必要がある。基本にあるのは食料を生産し収入を創出するという農業の従来の役割だが、食料システム全体―投入材、生産から、加工、保存、輸送、小売を経て消費に至るシステム―は、栄養失調の撲滅にさらに貢献しうるものである。農業政策や農業研究を実施することにより、引き続き主食の生産性が向上するよう支援しなければならないが、栄養素密度の高い食品やより持続可能な生産システムにもこれまで以上の注意を向ける必要がある。従来型のサプライチェーンと現代型のサプライチェーンは、多種多様な栄養価の高い食料の入手可能性を高め、栄養の浪費やロスを削減することが可能である。政府、国際機関、民間セクター、市民社会は、明確で正確な情報を提供し、多種多様な栄養のある食料を確保できるよう保証することにより、消費者がより健康的な食事を選択 し、浪費を減らし、より持続可能な資源の利用に貢献できるよう支援することができる。
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